最近話題になっている中国のサイバー軍について調べてみました。
既に、陸・海・空につづく第四の戦場と言われるサイバー空間、中国のサイバー軍は、戦時なら相手のインフラを麻痺させたりしますが、平時でもいわゆる反米反日反戦プロパガンダ（沖縄の活動家がよくやるアレです）をネット空間で行っているとされています。
中国のサイバー軍とは、中国の電子戦部隊のことで、主に中国人民解放軍総参謀部第三部二局や中国人民解放軍61398部隊などが指摘されています。中国のサイバー軍は、中国の国家安全や国際競争力の向上のために、サイバー空間での情報収集や攻撃、防御などの活動を行っているとされます。
中国のサイバー軍の規模や活動内容は、中国政府が公開していないため、正確には分かっていません。しかし、米国や日本などの情報機関やセキュリティー会社などが、中国のサイバー軍が関与したとみられるサイバー攻撃の事例や証拠を多数報告しています。中国のサイバー軍は、米国や日本などの政府機関や企業、研究機関などから機密情報や技術情報を盗んだり、ウェブサイトを改変したり、システムを破壊したりするなどのサイバー攻撃を行っているとされます。
中国のサイバー軍の存在や活動は、国際社会からの非難や制裁の対象となっています。米国は、中国のサイバー軍の将校やハッカーを刑事訴追したり、制裁措置を発動したりするなどの対抗措置をとっています 。日本も、中国のサイバー攻撃に対処するために、自衛隊サイバー防衛隊を発足させたり、中国とのサイバー対話を行ったりするなどの対策を強化しています 。
以上のように、中国のサイバー軍については、その規模や活動内容は不明ながらも、サイバー空間での情報戦や軍事行動を行っていると考えられる電子戦部隊であると言えます。中国のサイバー軍は、中国の国益を守るために必要な存在だと中国政府は主張していますが、国際社会は、中国のサイバー軍が行うサイバー攻撃は、国際法や国際規範に違反するものであり、国際的な安全保障や経済発展に悪影響を及ぼすものであると批判しています。中国のサイバー軍に関する情報は、今後も注目されるでしょう。
